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昭和にタイムスリップ

懐かしいメロディーに合わせて昭和45年~50年代ごろにかけて「北上うたごえ」というサークルの活動が盛んでした。

サークルは多い時で80人ほどが在籍し、教員やバスの運転手、看護師などさまざまな職種の若者が集い声をそろえていました。

 

手風琴で開催をするきっかけになったのは、北海道で「子供の村」を開いている徳村杜紀子さんから発案されたのが始まりです。

その日、急きょ仲間同士で「歌声喫茶」を開催したことが好評だったことと、手風琴店主の父が「北上うたごえ」に参加していたことがきっかです。

 

参加された皆さんは、歌集を手に取り、ギターの照井さん(北上市)アコーディオンの阿部さんの(花巻市)も伴奏で、グラスを

傾けながら「トロイカ」や「高校三年生」、「赤とんぼ」、などの歌を口ずさみながら楽しんでいます。

 

東京の「ともしび」など歌声喫茶に足を運んでいたO様(北上市)からは「歌声喫茶に通っていた当時を懐かしく感じながら今を楽しんでいます」と感想を頂きています。

また、「北上うたごえ」の元メンバーだったT様からは「当時は、若者が仕事の疲れを忘れてほっとする場所を探して訪れ、職場の枠を超えて交流し、人と人のつながりをつくった」と当時を振り帰ったりするそうです。

 

手風琴のうたごえを開催してから思うことは、歌声は一つの曲をみんなで歌うことでつながりが生まれます。絆が薄れた今の時代だからこそ復活させることで、新しい交流が生まれたりします。

 

平成19年からはじめ7年目をむかえています。今では月3回まで開催するまで少しづつ歌声の輪が広がってきました。

 

 

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